一幕観 三笠山御殿

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    JUGEMテーマ:歌舞伎

     

      三笠山御殿 観てまいりました!

     

     松緑さんの金輪五郎が どっかと腰を据えておられて、

     

     歌舞伎特有の無茶苦茶なことをせざるを得ない状況であることを

     

     圧力で 納得させる空気がよかったです。

     

     楽善さんの蘇我入鹿の人外化生な様子に、彦三郎さんと亀蔵さんがピタッと沿って、

     

     松也さんの求女と新吾さんの橘姫の美しくも 張りつめた絵面、

     

     そして 時蔵さんのお三輪のけなげさと

     

     その健気さを極限まで引っ張りだす女官たちのいじめっぷり 

     

     そうそう、久々に成駒屋の橋吾さんをみられまして、

     

     はじめてみる緋の長袴の女官姿で、汚れ役を果たす演技・・・

     

     これまで観たことの無い橋吾さんを観られて楽しかったものであります。

     

     クライマックスとなるお三輪さんが落命していく場面への流れでは

     

     亀蔵さんの おどろくべき姿も見られましたし、

     

     お三輪さんが金輪五郎に北の方 と呼ばれ、

     

     自身がなぜ今ここにいて、何のために死に至るのかを知らされて、

     

     自分の命の花がどのように咲きどのように散るのかを悟りつつ

     

     未練と 思いとを 最大限に膨らませて 純粋な心を魅せたさまに

     

     水心は深く心を打たれました。

     

     純度の高いものは 結晶となります。

     

     結晶は 自然に美しい形となり 透き通って しかも光り輝きます。

     

     お芝居は、 人間の描く 表情の 

     

     結晶を魅せるための装置となるものと感じ始めております。

     

     

     

     


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